世界に一台のハーレーダビッドソン。The one and only HD in the world.

世界に1台のフルチューニング&カスタマイズHarley-Davidsonツインカムダイナグライド “FXD-R １６５０改バーンストーマー”。。。One-of-a-kind fully tuned and customised Harley-Davidson Twin Cam Dynaglide “FXD-R 101ci Mod BARNSTORMER”

「バイクの世界」には、車よりも遥かに多いスタイルとジャンルのレパートリーが存在します。そんな中、どれだけ欲しいと願っても手に入れる事が出来ない特別な情熱的輝きを放つ一台が存在します。

それが、アルミの成形からカスタマイズされ、フルチューニングされたハーレーダビッドソンFXD-R(改)ダイナグライドツインカム１０１ci(キュービックインチ＝約１６５０c c)です。この一台は、他のどんなハーレーダビッドソンとも異なり、世界に一台の”一つの極み”を体現しています。

まず、新日鐵製部材から仕上げられた、ワンオフ「コブラカットチタンマフラー」は、チップのみポリッシュフィニッシュとし、エンジンから奏でられるサウンドも唯一無二とします。スーパースポーツを匂わす異次元の軽さのワンピースエキゾーストパイプは繋ぎ目がシームレスで、エンジンをかけた瞬間、深みのある重低音が空気を伝って響き渡り、その弾ける振動が体全体を激しく叩くかの如くです。

この音と振動は、眼を見開かせる高揚感を与え、ライダーを新たなコーナーへ深いバンク角のチャレンジへと誘います。エンジン内部は、ドラッグレース用ハイコンプピストン、ハイカムからシリンダー＆ヘッドなどのパーツが組み込まれ、通常のハーレーダビッドソンではあり得ない『13.１:１』という驚異的な圧縮比でラバーマウントを介し、かつてないほどスムーズでダイナミックなライディングを提供してくれます。

JIMS６速オーバードライブトランスミッションにより、出力を効率的に路面に伝え、飛躍的に巡航速度と快適性を向上させ、クルーズコントロールスクリューを有すスロットルアクセルをひねるたびに、圧倒的なトルク感とワープ感を体感できるのです。

また、このデザインは、細部に至るまで「映画ブラックレイン」に登場したマイケル・ダグラスの駆るXLCRにリスペクトの念を込めて仕上げられており、アルミで製作されたコフィンタンク（棺桶タンク）前方には、走行風を効率的にエンジンヘッドへと流す様な工夫がなされています。

同様にアルミで仕上げられたボディ後端のラインはトラッカーの滑らさを取り入れつつ、剣のように鋭いカットラインを採用し、よりアグレッシブさを主張しながら軽さを両立するように仕上げてあり、フロントフェンダーも同じくアルミ製となっております。

「何色にも染まらない色」のブラックペイントが施されたその姿は、「誰にも染まらない鉄馬」を示すアイデェンティティーで、特注のシートはライダースファーストなシングルシート的デザインとなります。Ninja用アルミスタビライザーを流用するためにシムをワンオフで作ったり、CB1300用オーリンズサスペンション流用の為にエンドアイを打ち変えたり、ビューエル用ロングストロークステアリングダンパーを流用したりと、これらが三菱マテリアルビキニカウルとアレンネスアンダーカウルと組み合わさり、ハイスピードレンジに適応できるバイクとしての完成度を極限まで煮詰め直しています。

その結果、このバイクはただのハーレーダビッドソンという乗り物ではなく、アンチ・ハーレーダビッドソンすらも振り返らせる、見る者の目と耳と心を奪うような存在となり、フレンドリーなバイカーから話しかけて頂ける、繋いでくれるクランプの様な存在なのです。

このバイクの真の価値は、どのバイクにも無いような強烈な鼓動感と走行性能の両立にあります。イタリア製セリアーニのフロントフォークはハードなフォークオイルで調合され、その疾風のように駆け抜けるコーナリング特性は、一般的なハーレーダビッドソン・ビッグツインを圧倒する軽やかさであり、ハングオンのたびに人馬一体感を味わえます。ライダーのスロットルコントロールに対して極めて敏感に反応し、まるで意志を持った長年の付き合いの馬を駆って走っているかのように忠実です。

これらのフィードバックの良さは、長時間のライディングでも疲れを感じさせず、常に目の前に広がる映像と風の音、エキゾーストノートと湧き上がる鼓動から、まるで映画の主人公にしてくれたかの錯覚を提供してくれます。

このハーレーダビッドソンFXDダイナグライドツインカムは、単なるカスタムチューニングバイクではありません。それは、夢と情熱を形にした、汗と涙の結晶であり、唯一無二の存在です。乗るたびにライディングの調子と体調の良し悪しが分かるかのような新たな発見を与えられ、そして、その走りと鼓動の魅力は、言葉では語り尽くせないほどです。

この特殊で特別な、自由と挑戦を象徴する究極のライディングマシンと共に、いつまでも新たな冒険へと踏み出して行こうと思っております。