ザ・ドライビングエクスペリエンス159 JTS3.2 Q4 Ti

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Alfa Romeo 159 JTS3.2 Q4 Ti
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日本では有名な某女優達をも魅了するこの甘いマスクを纏った車達(ブレラ&スパイダー含む)は、その女優達本人が惚れた弱味で、好きで高じて新車から持っていらっしゃる方もいる程のようです。

他の車種を含めて「アルファ・ロメオ」とは、そういう「魅惑の乗り物」というべきでしょう。

この甘いマスクは「自分が乗りたいと思う車を作った」と言い切った「ジョルジェット・ジウジアーロ」のデザインですが、スパイダーは「ピニンファリーナ」が絡んでいます。

正に、スペシャルコラボレーションと言うべきですね。

最期の車としてセレクトするならば、V6 3.2JTSのQ4(AWD)もその一択かと、常々感じておりました。

この車は、今は亡き私の母へ私がセレクトして勧め、それを受け入れてくれた、そして遺言に残した形見として、私が大切に面倒を見ている一台です。

勿論、購入を勧めた時には「映画007慰めの報酬のオープニングのワンシーン」を見せた事は言うまでもありません。笑

世界的に台数が非常に少ない上、「アルファのV6エンジン」と言えばAlfa Romeo伝統のレイアウトとも言える物で、筆頭格のブッソーニ(エンジンの愛称)が有名ですが、このモデルから直噴JTS(ジェット・スラスト・ストイキ)という連続可変バルブタイミング機構を有しており、そのサウンドは直列4気筒の2.2Lないしツインスパーク勢とは一線を画した、一味も二味も違う感覚に襲われるものです。

直列4気筒は日本車を含めて世界にも多く採用されており、どこか親しみ易い感じがあるからです。

異なる点はトラクションにも言えます。

FFの2.2Lとは全くの別物であり、ありがちなトルクステアリングとは無縁で、モリモリと地面を蹴飛ばす力を感じられ、駆動配分もFR寄りの固定式AWDである為、思っている以上に良く鼻先がコーナークリッピングポイントへと曲がりを見せ、フロントダブルウィッシュボーン、リヤマルチリンクのレイアウトからも想像以上に限界も高く、年式とグレードによってはリアに標準で「機械式LSD(とは言えクワイフヘリカル式だと予想されます)」が挿入されている為であります。

「絶対に曲がってやるッ!!」
という気合と安心感を感じます。

純粋なアルフィスタからは、やや「邪道」として見られている節がある理由として、ブロックが「GM製」の物が使われており、「ヘッドのみが純粋なアルファロメオ設計」の物で、同傘下ドイツのOPEL世界戦略開発部隊とも共通部品が使われているところです。

しかし、以前の純然たるアルファロメオとは一線を画す、全く違った乗り味が特徴的で、非常にドイツ車を意識した「カチッ!」っとした印象へと大幅に刷新されており、アウディ、BMW、メルセデスのオーナー層を”横取り”する「世界戦略車」であったと言われております。

同年代のキャデラックCTS3.6に見る様に、GMが欲しがって意中に収めた傘下の「OPELベクトラ等と共通プラットフォーム」で、ほぼドイツ車、むしろ、オペルと言っても過言ではない程「ドイツ気質」なドライブフィールです。

オペルというと日本ではあまり馴染みが無く、本質的なものを知られてはおりませんが、DTMではAWDカリブラターボがアルファロメオ155Q4Tiと共に世界を席巻した時代もあり、他のドイツ車勢に負けず劣らず良い車を造る会社です。

それはまさに、
「一緒に手を組んで、メルシー、ベンベー、アウデー、を打ち負かしてやりましょうよ。」
と、言わんばかりのものであると、深読みしてしまう程です。

オーストラリアのホールデンを有するアメリカのGMが、オペルが有するボクスフォール共々、欧州でのレースの戦績やその技術力を欲しがったのも容易に想像がつくものであるのです。

販売された当時の日本の有名自動車雑誌カーグラフィックでは、
「ドイツ車を超えた」
とまで言わしめた車で、多少オーバーには聞こえますが、あながち間違いでもないと感じるエッセンスがあるのです。

特にQ4Tiは、ゴルフR32のV6-4Motionを強く意識したスペックを有しており、フロントのBremboキャリパーはランサーエボリューションのブレーキパッドが流用できるとも言われており、よりハードな走行に耐えるパッドも選択できる可能性を秘めております。

フルノーマルでは公称260psですが、6速のギア比がアウトバーンを意識したかの様な伸びやかさがあり、日本ではあっという間に法定速度に達します。巡航速度域ではエンジン回転数的にも5速で充分であり、6速巡航となれば法定速度を裕に超えてくる程です。

ECMチューニングのデータも世界には豊富にあり、OBD2ポートからほんの10〜15分程度で100〜103オクタンガソリンに適したカスタムデータがインストールでき、簡単に278ps以上にまで高める事が可能で、純正タイプのK&Nパワーフィルターも選択できます。

Tiは純正ビルシュタインに加えてアイバッハコイルが奢られている為、鳩が豆鉄砲を喰らった様な顔で、
「こ、コレ、結構速いんですね…。汗」
と驚かれる事が多いと思います。

但し、「スパイダー」に関しては159やブレラよりも100kg超重いのが難点で、スパイダーQ4のAWDは1860kg程あり、メルセデスのR129のSLとほぼ変わりません。(※海外にはQ2というFFも存在すると思います)

ミッションはATのQトロニックの場合は、信頼性の高い日本のアイシン製なので問題はありませんが、ギア比がDレンジ固定だと、一速で引っぱる様なプログラミング(アルファ社からエンジン音を聴かせる為の要請だったという話しもあります)なので、非常に燃費が悪く、みずからセレクトゲートに入れてギアチェンジをする方が断然燃費が良かったり、更に空気圧も高めにした方が、街乗り&高速道路のアベレージリッター6〜7km/Lと無難な方向性です。

日本のアルファロメオディーラーは、この車(159.ブレラ.スパイダー含む)に非常に冷たいので、パーツが出ない、次のロットが分らない等、オーナー達をつけ離しがちで、新しいジュリアやステルヴィオを勧めてきますが、専門店がパーツを持っていたり、世界にはマニアが沢山いるので個人輸入が出来たりすればそんなにパーツが高い訳でもなく、あまり故障もしないので、維持が大変なクルマでもないと感じます。(キャデラックCTS.オペル.ホールデン.ボクスフォール等の共通部品も多い為。)

その他、ちょっと面白いと感じるのは、この車(159.ブレラ.スパイダー)は、「アメリカで売られていない」という点です。
つまり、「輸出案件」として面白いとも見てとれるのです。

日本でそう見る方々は皆無ですが、世界ではそういう見方をされていらっしゃる方がいるようです。

特に、V6の3.2Lは欧州諸国(2.4ディーゼルなんかもあり、それらが大半)も含めて世界的に極めて数が少ないので、今後の展開が面白そうであるのは間違いないと思います。

そういう事を度外視したとしても、Alfa Romeoのエンブレムにあるように「蛇が人間を食べている」姿が示す様に「沼る(ハマる)」車だと思います。

ハイオクガソリンが高騰しようが、ワクワクする、はたまた、諦めがつく、早く満タンにして走り出したくなる様な、そんな楽しみを提供してくれる車です。

特に、右ハンドルで右側ドライバーサイドに位置したハンドサイドブレーキ付きのQ4は、うっすら雪が積もる夜中の大きな駐車場では、「サマータイヤのまま」であろうが、サイドブレーキングドリフトなんかも難なく楽しめますので、非常にオススメです。(笑)

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可変式トルク配分F20:R80~F70:R30のAWD制御の面白味。

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もしも私が世界に名だたる自動車評論家、ないし、ジャーナリストになりきって、手塩にかけて仕上げてコンプリートさせたこの車を自分なりに表現するのであれば……

アルファロメオのエンブレムを胸に秘めた者なら、心のどこかに“情熱”という言葉があるはずです。それは、ただのスローガンではなく、真のドライビングエクスペリエンスに直結する感覚を指します。だからこそ、この「アルファロメオ 159 3.2JTS Q4 Ti ホワイトエディション(最終型限定車)」が登場した時、その熱き血潮が一層高まり、財布の紐が緩むのです。

もう一度、このクルマの心臓部に注目してみましょう。3.2リッターのV6DOCH直噴エンジンは、3200ccの排気量を誇り、自然吸気(NA)でありながら、決して激しすぎない、現代の車では忘れ去られたかのような魅惑的なパワーとトルクを発揮します。

このSSG(セバスチャン・ストリート・ガレージ)コンプリート車両に関して言えば、エンジンには新たにECMチューニングが施され、V3(バージョン3)の最新のスロットルコントローラー、プレミアムスパイラル砲弾エキゾースト、オリジナルハンドメイドハイオクキャタライザー、アーシングやサンダーアップコンデンサー、さらにK&Nパワーフィルターが加わることで、レスポンスとパフォーマンスを大幅に向上させてあります。

これにより、ただでさえエキサイティングな純正エンジンの唸りが、更に激しくドライバーの胸を打つサウンドとドライビングフィールへと昇華させているのです。

もちろん、エンジンだけではなくQ-Tronicアイシン製パドル付きフロアー±ゲート付き6速オートマチックトランスミッションは、3ペダルのマニュアル操作に極めて近い反応を示してドライバーの意思に忠実に反応し、左脚ブレーキングを駆使したコーナリング進入手前ではディクセル3Dスリットブレーキローターが、その圧倒的な制動力を発揮します。

これらの要素が組み合わさることで、159JTS3.2Q4Tiは路面に張り付くようなグリップ感を提供し、特にポテンザRE71RSハイグリップタイヤと、チタン鍛造軽量ホイールボルトのコンビネーションがその安定感を一層際立たせる訳なのです。

しかし、この最終限定ホワイトエディションには、単に性能だけではなく、その存在感自体が特別なものとなっています。

例えば、クワドリフォリオのフェンダーバッジやエアバルブキャップ、チタンナンバープレートボルトといった細部に至るまでのこだわりは、クルマを一層魅力的にしつつも、オーナーのドライバーとしてのテンションをくすぐっているのです。

さらに、スタティックディスチャージャーやエンジンルームアーシングといった、個人施工の技術的なディテールは、単なるドライビングマシンを超え、プラスα(アルファ)な芸術作品としての美しさと強さを際立たせています。

内装に目を向けると、カロッツェリアサイバーナビとユピテルのGPSレーダー、ドライブレコーダーが、快適なドライビングを支え、そして、このクルマの究極の魅力は、その全てが一つのパッケージに収められていることにあります。

まるで、情熱と理性の両面を持つアルファロメオそのものを体現しているかのように…。

この159 3.2JTS Q4 Ti ホワイトエディションは、単なる車ではなく、アルファロメオが追い求めてきた「人と機械の融合」の結晶であり、ドライバーに「生きる歓び」を提供するための究極の手段なのです。

もしあなたが、心の底で熱き情熱を感じ、またその情熱を解き放ちたいと思うのであれば、このアルファロメオ 159 JTS3.2Q4Tiホワイトエディションは、まさにその答えと言えるのかもしれません。

コスト削減、共通フレームが跋扈(バッコ)する現代に於いて、あなたが探し求めている「ドライビングエクスペリエンス」は、まさに、ここにあるのかも知れないのです。

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